ベン・トー  #07『オムっぱい弁当 752kcalとロコもっこり弁当 1100kcal』

ラルフストアの半額神・松ちゃんから系列の屋内プール招待券を貰った著莪が佐藤たちを誘いに来た。健全な男子高校生の佐藤は邪な(笑)下心に従ってプールに行くことを全力で支持、かくしてHP同好会の面々は「むっちゃハワイやんパーク」へと出かけたのだったが、というお話。
ま〜た水着回かよ(笑)
「お約束」あるいは「サービス回」として当ダイアリーを書き始めた頃はそれなりに楽しんでいたのですが、どの作品もどの作品もどこかしらに「水着回」もしくは「温泉回」を設けるあざとさに少々食傷気味でございました。
だって必然性が感じられないんですもの。
いや必然性もそうなのですが、そうした(水着あるいは入浴といった)状況を活かしたストーリー展開を作りきれず、ただ水着や入浴といった肌色の多い画面を見せる事だけが目的の制作に、もうね。
大体大昔のように妄想するしかなかった時代であればそれなりの需要はあったのでしょうが、今時アニメで美少女キャラが水着になったくらいで本気でリビドー爆発させる人なんていないと思うんだけどなぁ。
さて、今回の水着に必然があったかと問いますと見事なくらいありましたね(笑)
弁当バトルも毎回同じじゃお客さんも飽きてくる。では場所を変えてみましょうという事で、舞台を屋内プールにするならば水着しかございませんからね。…いや遊園地や動物園でも良いのですがね。
スタッフも苦労しているんでしょうねぇ(笑)
今回のお話で唯一の不満があるとしたら、折角水場のバトルでしたので水場専用の「狼」を登場させて陸戦用の「狼」との対決を観たかったことでしょうか。…あるいは水場用の戦い方ですとかね。まあでも今回の内容でこれ以上の内容は積み込めないでしょうけど。
相変わらず緩急が見事に機能して、一瞬たりとも立ち止まらせない作りは見事でございます。こういう作品はお客さんを冷静にさせたらダメなので、このテンポを維持して下さることを願っております。