まよチキ! 第3話『もちろん、ベッドの上で』

あー、先週何度も「金次郎」「金次郎」と感想で書いておりましたが、正しくは「近次郎」でございましたね、…orz
近次郎に女性恐怖症という弱点があるようにスバルにも刃物恐怖症という弱点があった、というお話。
うん、結構深刻なお話でございましたが、そこをそう感じさせないで仕上げたところが「センス」というものでしょう。
誘拐ネタのオチは奏の狂言と途中で分かってしまったのですが、狼仮面の近次郎に対する攻撃が容赦ないものでございましたので「もしかして本当に誘拐犯?」と見えたのですが、途中にスバルと近次郎の会話に出ていた「パパ」さんでございましたか(笑) そりゃあ娘の胸を触ったとかあんなことをされたとか聞かされたら、ここぞとばかりに殴るよなぁ(笑)
今回は紅羽が加わっていたことでお話が円滑に進行。
近次郎・スバル・奏の三人だけでお話を展開させようとすると、どうしても男女間の問題に行き着いてしまったと考えますが、そこに紅羽を加え登場人物を増やすことで一人一人の役割を薄め、キャラ相互の問題ではなくエピソードの方に視聴者の神経を向けさせる効果があったように見えました。
…結果的には男女間の問題に落ち着いておりましたが(笑)
でも「ベタベタ」の展開になってしまう寸前で微妙に回避、と申しますか今の処「笑いの要素」の方が若干勝っておりまして、であるからこそおっさんもニヤニヤしながら視聴できるのだろうと。
登場するキャラを有効に利用できれば本作はもっと楽しくなるやもしれません。