No.6 #03『生と死と』

紫苑の首筋に寄生していた殺人ハチのさなぎが暴れ出したお話。
このハチが自然発生したものなのか、それとも「No.6」が市民に植え付けていたいたのかは現時点では不明。一連の描写からは前者のようでしたが、後者の可能性も捨てきれず、と。
SFといたしましてはテンポが悪いでしょうか。いや、「タメ」であることは理解できるのですが、序盤で主人公たちが体制側から離れるその距離を、逃亡という事象に反映させるために追いつ終われつする映像が必要のような気がいたします。
「No.6」のすぐ外に逃げ出して、小休止というのは「甘い」ような気がしてなりません。ここは畳みかけるような展開こそが正解だと思うんですがねぇ。