青の祓魔師 第6話『まぼろしの料理人』

まさにディアボラ風(笑)
西洋料理の「ディアボラ風(ディアブロ風とも言いますが)」というのは唐辛子を使ったピリ辛のものを指し、日本語にすると「小悪魔風」と申しますが、メフィストさんのソレはピリ辛のレベルじゃございませんね、さすが悪魔(笑)
今回のお話はスピード感のあるコメディ仕立てで大変好みではございましたが、必要なエピソードだったのかという疑問が(笑)
もちろん作品には緩急が必要でございますし、毎回しんどいお話ばかりですと視聴者も疲れるとは思いますが、まだ燐が他の祓魔師たちと交流も果たしていない段階でございますので「どうかなー」と。
それと後々「尺」が足りなくなってしまわないかといった懸念もございますが、…まあプロが計算して制作しているのですからこれは杞憂ですね。
悪魔であるウクバクの怒りが至極真っ当でございまして、「たとえ恋の恨みとはいえ、食べ物を大事にしない人間に罪があるよなぁ」と視聴しておりましたが、考えてみますと悪魔の入り込む「隙」を作る人間の方にも罪がある訳でございまして、まあその「隙」という弱さも人間の証明ということなのかもしれませんが、とりあえず
食べ物は大切に!
といった教訓話…、違うか。