C #2『coincidence(暗合)』

公磨が金融街で初「ディール」したお話。
ゲームシステムなどが説明されておりまして、自分の将来の価値がお金(ミダスマネー?)となり戦闘力になるようでございます。まあこれは分かりやすいですが、これだと大金持っている方が常に勝つような気が致しますが、それだと初心者が勝つ可能性はない訳でして、その辺の説明はしていただきたかったかなぁ、と。
もっとも真坂木の説明のよれば、お金の出所は個人の「将来」らしいので公磨が勝ったのは彼の将来が有望だったという事なのかもしれませんが。
この辺は「遊戯王」(観た事はないのですがw)のように画面に情報を映して欲しいでしょうか。残金幾らですとか、今の技のお値段は幾らですとか。…そうした作品のフォロワーとは見られたくないのかなぁ。あるいはそうした情報を隠す必要があるのか。…現状では不明でございます。
お話自体はスピーディに展開しておりましたうえに、色々と「フック」も用意されて今後の展開に期待が持てる内容となっておりました。
まだ2回目でございますので、こうした全体像が容易に想像できない作りはマイナスには働きません。公磨が金融街のディールでどう変わって行くかも興味深いですし、願わくばありきたりな展開に進まないようにしていただきたものでございます。