とある魔術の禁書目録Ⅱ 第2話『法の書』

もう一期のお話はほとんど忘れていると前回の感想でも書きましたが、確かトーマはインデックスを守った時定期的に記憶を喪うという設定になったはずですが、そうなりますと今回ステイルとの会話で神裂火織のお話をするのは「?」だったのですが、その辺はどうだったのでしょうか?
いや、そもそもその設定自体この物語に必要だったのかも忘れておりますし(笑) 普通こういう何らかの制限は作品に大きく関与していて当然で、そうでなければ意味もない訳でございます。
ですが今のところこの制限が作品に活かされたようには…、いやそれすらも忘れているので迂闊なことは書かないでおきます(笑)
補足)
ここまで書きまして、さすがに「このままではマズイ」と思い直しまして色々ググってみました(笑)
で、トーマの症状は「あの事件以前の記憶は全て失くしたけれど、知識は残っている」「それ以降の記憶は保持されている」というのが正解のようでした。
だとするとあの事件以降神裂とは会っていた…いかん、記憶にない(笑)
さて、「法の書」争奪戦(?)開始。
前シリーズ中盤までは結構文句もつけていたのですが、それは「インデックスが物語に参加していない」という事が理由でございました。あれはどう見ても「ギャグ要員」扱いでございましたからねぇ…。
最終シリーズでその不満は解消され、それまでの事すべてを忘れ(笑)「良い終わり方だった」と簡単に騙されてしまったのですが、今シリーズ(実質的な)最初のエピソードではインデックスが存在感を見せていたので、(あえて偉そうに書かせていただきますが)作者の成長の跡が見えるようでございました。
今回インデックスの口から背後関係や相手側の情報が語られておりましたが、そうなんですよ、折角インデックスには「十万三千冊の魔道書を記憶」しているといった設定があるのですから、それを利用していただきたかったのでございます。
まだこのエピソードは始まったばかりですが、中々期待できそうな滑り出しでございました。