ゼーガペイン #12『目覚める者たち』

カミナギ・リョーコがすべてを理解し、セレブラントとして世界を受け入れたお話。…どこの世界も女の子は強いですね(笑)
本当であればリョーコがセレブラントの新メンバーとして加入したり、新たなセレブラント候補を見つけたりと新しい体制となって、さあこれから反撃開始!と盛り上がるところなのでしょうが…。
誰もいない街を疾走するキョウとリョーコのシーンは、死者の街をたった二人で彷徨うようで胸に迫ってまいります。どうみても盛り上がる要素はございません。
どんなに頑張っても報われることのない(ように見える)努力、…徒労ですね。作品全体から醸し出される「絶望」という空気に気が滅入ってまいります。
その中で必死に、前向きに「生きている」キョウたちの熱い想いが悲しさを助長しておりまして、もうね、観ているのが辛いです。
ただ、この想いが報われないことはないはずだ!という思い込みだけで視聴しております。