デュラララ!! #23『千錯万綜』

紀田くんが覚悟を決め、帝人も同じように覚悟を決めたお話。…、それとやっぱりシズちゃんは不死身だった、と。
「アップダイク書評の心得」というものの中に

作者がやりたいと願ったことを理解せよ。作者がやるつもりがなかったことができていないと非難してはいけない

というものがあるそうで、まあ「一般人の感想ですから」だとか、「小説じゃなくてアニメだから」と逃げても良いのでしょうが(良くないか…)なるべくそれに沿って感想を書くことを試みております。
もっとも「作者がやりたいと願ったことを理解」するのは本当に難しいですし、第一答え合わせもできませんから本当に(私に限って言えば)「思い込み」や「誤解」の上に成り立っております。
その事を恥じたりはしておりません(反省はしております)し、これからも見当はずれな感想を書くんだろうなとは分かっておりますが…。
何でこんなことを書いたかと申しますと、ここへ来ましてこの作品が「やりたい」と思ったことが分からなくなりましてねぇ(テヘ)まあ、これに関して言えば単に私の理解力不足という事なんでしょうけれど。
登場人物個々の魅力は十分ですし、それぞれの独立したエピソードは楽しいのですが、それが全体となりますと「まとまり」に欠けているような印象で。逆に多すぎる登場人物が「まとまり」を阻害しているようにも見えだしまして、困った困った(笑)
残りのお話で「あっ!」と言わせて頂けるのでしたら、素直に負けを認め土下座したいと思います。