デュラララ!! #14『物情騒然』

次々と獲物を狩る「切り裂き魔」、ダラーズのチャットに現れる「罪華」、セルティの首を巡って交錯する思惑。
物語は佳境に向かって静かに動いており、目を離せない展開なのですが…、感想を書くことがなくて困っております(笑)
いや、見たままの感想なら幾つもございまして、例えば

  • 解剖マニアの親父と、その遺伝子を受け継いだ息子、そして首のない西洋の妖かしでホンワカとしたホームドラマをやってしまう可笑しさ
  • 大塚明夫さんの怪演について
  • 顔がなくてもセルティの表情が見えてくる演出の見事さ

などですが、一番肝心な部分と考える「何を語ろうとしているのか」が未だ見えてまいりません。
こういう作品は多分最後まで観ないとその部分が見えてこないのでしょうし、もしかすると最後まで馬鹿騒ぎしかないのかもしれないのですが、それすらも分からない難しさが(笑)
登場人物が多く焦点がなかなか上手く合わなかったりするのも一因なのかもしれません。キャラの助けがあればもう少し何か書くことが見つかると思うのですが、その助けもここまで来ては期待できませんしねぇ。
「引っ掛かり」が少ない作品は「良く出来た作品」だと思うののですが、感想を書く方からいたしますと辛いです(笑) …単に私が「隙」を見つけられない言い訳なのですけれど。
次回には何かしらの「隙」を発見できたら嬉しいなぁ。