キャシャーンSins 第17話『ガラスのゆりかご』

 旅は続く。ルナの生まれた場所に辿り着いたキャシャーンたちは「ホート」「ホーティ」「ホールター」という子供たちに出会い最後の希望を手に入れた、というお話でした。
 今回の脚本は「高橋ナツコ」さん。レダの「女」の部分の大暴れを拝見いたしておりますと、なるほど女性にしか脚本だと納得いたしました。冒頭部分の「レダ」に見えた妊婦さんそしてそのお腹の子は誰だったのかなど、色々分かりにくい描写がございましたが恐らくこれが最後の謎になるのでございましょう、曖昧のままても構いません(笑)
 そしてここに係っていたものがあの大暴れだったのですが、これは「女」として「産む」ことが出来ない(確か以前に命を繋ぐことが出来なかった「失敗作」という台詞があったように記憶しております)自分に腹を立てていたのかと、色々と分からないままの部分もございましたが所詮男の私にその深部を完全に理解することなど無理ということは自覚しておりますから「女は怖い」という身も蓋もない結論に達しました(笑)
 他に今回観ていて考えたことは、キャシャーンの衣装が白なのは「無垢」の象徴、レダの赤は「女性の血」の象徴、だとするとディオの黒は何を表現しているのだろうという事でございました。単純に「悪意」でも構わないのかもしれませんが、何が隠されているのか現時点では分かりません。ああっ、もっと切れる頭脳が欲しかった!
 「滅び」に対抗するための鍵を手に入れたキャシャーンたちは、それでもルナを探して旅を続けるようでございます。