Mission−E Mission09『コンビ再起動大作戦!』

 ここまで観てきましたから最後まで付き合うことにはしておりますが、なにかあらぬことを書き出しそうな自分が怖いです(笑) ですから今回は粗筋を書いてお茶を濁しておくことにいたします。
 オズに出戻りした麻織は千奈美との連携の特訓をする(しかしその成果を見せるべきアクションシーンは今回ありませんでした。盛り上げるためには練習で失敗、実践で成功という黄金パターンを使った方が良かったかと思います)。
 再びアドルと出会う麻織。組織の中で自分の居場所を見つけ前に進み始めた麻織と、復讐だけに囚われて周りが見えず過去から抜け出せないアドルの対比がありましたが、あっさりしすぎていて悲しみが上手く伝わっていない印象を持ってしまいました。
 (唐突に)柊登喜雄がタイプEの抹殺を組織に提案するも幹部連中に軽くあしらわれてしまう。この幹部連中の現実主義は、上手く使っていたならばこの作品に良い味を出してくれたと思うのですが、終盤に来てから発言されても「遅い」印象しか残りません。残念でございます。
 組織から浮き上がったことを自覚した柊はアドルを焚きつけてオズに攻撃を加えさせようとする。
 3話前に登場した「倉本茜」が意味ありげに再登場。
 興味を繋ぐ糸といたしましては、アドルの姉の意識がタイプEの能力で戻るのかどうか、アドルと千奈美に和解はあるのか、アドルと麻織の恋の行方はなど、要素といたしましてはいくらでも面白くなりそうなのですが、それぞれの要素の連携があまり上手くいっているとは思えないところがこの作品の(ry