響け!ユーフォニアム2 第二回『とまどいフルート』

希美の事でモヤモヤを抱えたまま北宇治吹部は夏合宿へ突入。
頑張りすぎて心が折れちゃったようでして、…甘いのかもしれませんが救済されても良いのではないかと考えてしまいました。
彼女の頑張りは誰よりも吹奏楽に熱心だったからで、いや、「金賞」に執心だけだったのかな? その辺を香織先輩は見抜いていたのかもしれませんね。
どちらにしても「逃げた」事実に変わりはないわけで、それをどう考えるのかがこの問題の解決につながるのかもしれません。
まあ、当事者ではない久美子が安易に関わる問題ではないでしょうけどね。
ドラマパートが強すぎて、相対的に京アニの作画の爽快感が弱まっているようにみえるのが辛いです。

競女!!!!!!!! 第2話『団結のヒップトス!!!!』

309号室で同部屋になったのぞみ・さやか・のん・風音たちは競女としての訓練に明け暮れるが、ピーチボールのヒップトス授業で苦戦を強いられて、というお話。
内容は完全にスポ根のフォーマットでございまして、だから馬鹿馬鹿しい内容でも楽しく拝見できるのかもしれません。
それと架空競技をでっち上げる場合、これ位シンプルな競技(やっていることは「尻相撲」ですからね)ですと特殊なルールに煩わされることがなく内容に集中できますね。
さらにさらに、簡単にエロ描写のダークサイド(笑)に落ちても不思議ではない作品なのに、ギリギリで踏ん張っているところにも好感が持てました。
いよいよ実践訓練。
ああ、バルサがこんな作品の、しかも選りに選ってアザラシのCVするなんて!(笑)
物語はテキパキと進行しております。

終末のイゼッタ 第2話『傷痕と、銃声と』

ゲルマニアの輸送機から脱出したフィーネとイゼッタは、追撃してきた戦闘機を撃退し退却していたエイルシュタットの部隊と合流できたが、というお話。
初回だけ特別かなと考えていた作画でございましたが、この2話もその品質を維持。…でも突然乱れることも多いですからねぇ。
仮に先々「万策尽きる」ようなことになるくらいなら、最初からある程度のレベルに落とすという判断も「あり」だとは思うのですが、さてどうなりますか。
イゼッタ決意す。
その動機は幼い頃に育まれた友情からのようですが、さて彼女の魔力は如何程のものなのでしょう。
今回は戦闘機4機を撃退するのにも苦労しておりまして、それ以上の数と近代装備を有した軍隊相手に今のままでは勝機はございません。
イゼッタの能力が一国にも匹敵するようなものなのかどうかが次回以降の見どころでございます。

舟を編む 第1話『茫洋』

新しい辞書を作ろうとする者たちの物語。
話題になった原作は読んでおりませんし、当然映画も観ておりませんで多少の予備知識しかない状態で視聴開始。
作品のモチーフが言葉でございますから果たしてアニメとしてどう成立させるのか気になったのですが、言葉や文字を動かしたり、人間たちの細かい芝居で魅力的なアニメになっておりました。
今回は荒木によって馬締が見出されたお話。
見かけの派手さは皆無でございますが、内容は言葉という大海原に船出する大冒険物語のようでして、楽しい作品になりそうでございます。